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2012年2月23日更新

祈りの会 第二回
カシグラハン・ビレッジ

11月11日金曜日の夜7時半から8時、カシグラハンビレッジにあるソルトセンターで、第二回目のStory telling(読み聞かせ)も兼ねてのCommemoration of Solidarity が行われました。

Commemoration of Solidarity というのは、毎月11日に行われている、東日本大震災の被災者への祈りの会のことです。震災が起こった3月11日という日を忘れないように、毎月11日に皆でパヤタス、またはカシグラハンのソルトセンターに集まって日本へ祈りを捧げてくれています。この会には、今回は約32人のカシグラハンの奨学生と25人の親が参加され、また約70名の地域の方々が見に来られ、総勢100人以上の参加者となりました。

Story tellingでは、カシグラハンビレッジの15人の奨学生によるORMOC TRAGEDY STORYという
劇が行われました。 ORMOCというのは地域の名前で、フィリピン中部のレイテ島に位置します。
1991年11月、オルモック地域が台風セルマに襲われ、鉄砲水や地すべりが起こり、5000人以上の死者を出し大惨事となりました。ORMOC TRAGEDY STORYはこの惨事についての劇であり、日本で起こったこと、今も復興に向けてがんばっていること、震災がどれだけ人を苦しめているか、ということを伝えたかったのではないかと思います。

見に来てくれたカシグラハン
地域の子ども達と親や地域
の方々
劇の模様
祈りをこめて

祈りの会 第二回
パヤタス

11月12日土曜日、夜7時から8時、奨学生による第二回目のstory telling(読み聞かせ)がパヤタスのLikhaエンパワーメントセンター2階で行われました。これは前日にカシグラハンビレッジで行われたのと同様に、東日本大震災被災者の方々への祈りの会の意義も込めて行われました。パヤタス地域の子ども達やその親、ソルトスタッフ、約74名の方が参加してくださいました。

今回のstory telling では9人のパヤタス奨学生が白い布を張り、その後ろから電気を照らし、影を通して劇を行いました。この劇のタイトルはタガログ語で「Konsensya」。英語で”Conscience”、“良心”“善悪の判断力”という意味です。あるお金もちの男が犯した罪を通して、Conscienceについて訴えたものでした。男が犯した罪というのは、町を自分ひとりでコントロールしたかったがために、誰かが口答えすると女性を一人殺害するという罪。女性たちを助けようとした女性弁護士も、裁判所で、警官や裁判官がいるにもかかわらず男に殺害されてしまいます。

劇の最後には、部屋の電気が消され、真っ暗になり、劇をしていた奨学生たちが怪しい音楽とともにステージの裏から「わーっ!」と出てきて、参加していた子どもたちが「きゃー!」と叫ぶなど、盛り上がった一幕もあり、参加したこどもたちは怖がりながらも楽しんでいる様子でした。最後には、みなで東日本大震災被災者の方々への黙祷をささげました。

見に来てくれたパヤタス地域の
子ども達と親の方々
劇をしてくれた奨学生たち